当社は、1987年6月の会社発足以来、JR東海グループの一員として、新横浜駅と小田原駅の駅商業施設の運営、および主に神奈川県内の東海道新幹線の高架下開発を通じて地域の発展に寄与して参りました。
事業の中心は、2008年3月に開業した新横浜駅の駅ビル商業施設「キュービックプラザ新横浜(CPS)」の運営です。CPSでは開業以来一貫して、新幹線ご利用のお客様、地域の皆様、近隣の大規模集客施設をご利用の皆様に対しニーズに合った質の高いサービスを提供してきました。特に地域の皆様に向けては買い物や食事という目的のみにとどまらず、ご家族とともに参加できるイベントを開催するなど、楽しい時間を過ごすことのできる場としてご愛顧いただけるよう努めてまいりました。そしてこれからも、CPSは皆様から親しみをもってご利用いただける商業施設でありたいと考えています。
新幹線高架下開発につきましては、これまで駐車場や倉庫といった利用がほとんどでしたが、近年はスポーツジムや賃貸住宅、保育園など、人が集まる賑やかな空間を創出しています。今後、高架下周辺の土地も含めた一体開発に新たな発想で取り組み、地域のさらなる発展につなげていきたいと考えています。
2023年3月、相鉄東急新横浜線が開業し、新横浜駅を中心とした流動が増加しています。それに合わせ、駅周辺では今後大規模な再開発事業が予定されており、新横浜地区は今後ますます発展していくものと期待されています。
当社としても、この街のリーディングカンパニーとして地域に貢献すべく、社員一丸となって邁進して参りますので、なお一層のご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長
松尾 啓史